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心身のリスク軽減には、積極的な外出が大切です

桜が散り若葉が芽吹き、段々と暖かい季節になってきました。
外には様々な植物がきれいな花を咲かせています。

一方で身体が不自由な方が外に出たくてもなかなか難しく、諦めてしまうケースがあるのではないでしょうか?
そんなときはぜひシンテックスが製造する「タスカル」シリーズをご検討ください。

以前のコラムで廃用症候群について書いたことがあります。
廃用症候群とは病気や怪我、精神活動の低下等により身体を動かす時間が減り、身体や精神に様々な不具合が発生した状態です。
外出せずに家に閉じこもってばかりいると前述した廃用症候群へのリスクが高くなってしまうと言われています。

高齢者の外出するメリットとは?

高齢者が外出すると身体を動かすことが多くなるので運動不足を解消し筋力を維持する効果があります。

歩くだけでも運動になります。
また他人と関わったり話をしたり、草木や咲いている花を見たり、風を感じたり季節を感じたりして、五感が刺激されることにより脳にもいい影響を与えることができます。
知的機能の維持改善も期待できます。

高齢者が外出しないとどうなるか

外出頻度が週に1回以下の生活が続くと身体機能や認知機能が低下し、死亡率が上昇すること、また要介護状態に移行するリスクが高くなることが分かっています。

東京都健康長寿医療センターが2018年に発表した研究結果によると「社会的孤立」と「閉じこもり傾向」(外出頻度が1日1回未満)にある高齢者はそのどちらでもない高齢者と比較しては6年後の死亡率が2.2倍高くなってしまうことがわかりました。
高齢期の健康維持には社会的にも身体的にも活動的な生活が重要と記されていました。 

また、外出しないことで運動不足となり、筋力や心肺機能が衰えて歩けなくなってしまうこともあります。
また、閉じこもってばかりになると他人と会って会話する機会も極端に少なくなってしまい、精神的な落ち込みや知的機能の低下も発生してしまいます。

高齢者が外出する際の注意点

高齢者が外出する場合、段差につまずいたりして転んでしまうことが考えられます。
転んで骨折したせいで寝たきりになってしまうこともあるので注意が必要です。

また季節に適した格好をして気温の変化に注意しましょう。

どんどん外出しよう

活動的な日常生活の繰り返しにより関節可動域の維持改善や筋力の増強や維持、心肺機能の維持改善、運動不足の解消、ストレスの解消、知的機能の維持改善といい効果がたくさんあります。

是非、外出して日本の四季の変化を感じてみませんか?