階段昇降機いつ買う?いま買う?の画像

階段昇降機いつ買う?いま買う? 

最近はバリアフリーという言葉が広く知れ渡り、病院や商業施設などの公共施設や個人のお宅にも階段昇降機が設置されるようになり、将来的に階段昇降機の導入を検討している方が増えたように感じます。

とは言え「自分にはまだ早い」と思って、なかなか決断ができない方も多くいらっしゃるのも事実です。

では、どのタイミングで購入するのがベストでしょうか?

階段昇降機を購入したきっかけ1位は?

階段昇降機を導入したユーザーの統計(シンテックス調べ)では、約4割程度の方がケアマネージャーや介護用品のレンタル会社から導入を勧められ購入しています。
実際にご家族が介護状態になってから階段昇降機の導入を決めている方が一番多いようです。

続く第2位、第3位は、ホームページをご覧になって購入を決めた方が約24%、お友達や知人の紹介が約18%と続きます。

実はご自身で検索をしたり、友人からの紹介で階段昇降機の導入を決めている方が意外に多くいらっしゃるのには驚きですね。

階段昇降機メーカーとしておすすめは

メーカーとしては早めの購入をおすすめしています。
将来的に導入を検討しているのであれば、早期導入のメリットの方が実は大きいです。

理由その① 入院日数の平均は約33.3日

突然ご家族が入院してしまったため、退院した後の生活のためにバリアフリーに取り掛かる方も多いですが、医学の進歩や高齢化による医療費増加等の問題で、入院期間は短縮傾向にあります。

ちなみに厚生労働省の「令和2年患者調査」では入院日数の平均期間は33.3日です。
その33日間に、ご家族の入院の手続きやお世話をしながら、自宅のバリアフリーをするのは非常に大変なことです。
事前に準備をしておけば、慌てることはありません。

ご自宅の住環境を見直す時に見るべきポイントは、こちらの記事をご参照ください。

理由その② 転落の事故を防げる

階段昇降機を導入したお客様の中には、「階段から落ちてしまった」という理由で設置するお客様も少なくありません。

高齢者の場合、筋力の低下や骨の脆弱化によって骨折しやすいと言われています。
また、骨折によって寝たきり状態を招くこともあります。
このような事故が起こらないよう未然に対策をするためにも階段昇降機の設置は唯一の有効な手段です。

理由その③ 階段昇降機の操作に慣れておく

階段昇降機の操作はとっても簡単で小さなお子様でも操作ができますが、ご高齢になるとキースイッチをONにする、座る、足を乗せる、シートベルトをする、操作レバーを押すという動作も複雑に思えて覚えられない方もいらっしゃいます。

ご利用者様本人が元気のうちに階段昇降機の操作に慣れておくことも非常に大切です。

理由その④ 安心材料としての階段昇降機

将来のために階段昇降機の設置をした方の中には、お嫁さんの妊娠をきっかけに設置を決めた方がいらっしゃいます。
また、階段昇降機が自宅にあるから、今は階段の上り下りも健康のために頑張れるとおっしゃる方もいらっしゃいました。

お孫さんやご家族が骨折したとき、ご友人が遊びに来るとき、たくさんお買い物をしたとき、今日はちょっと疲れたから楽をしたいなというときにも階段昇降機があると安心です。

階段昇降機のユーザー様の中には、親子2世代で使っていただいている方もいらっしゃいます。
階段昇降機を設置したけれど、ほとんど使わずに入院してしまったなんてことにならないためにも、階段昇降機がみなさんの生活の一部としてずっと長く使っていただけると嬉しいなと思っております。