選ばれる基準とは？

前回は以下の記事で、お客様の立場に立ち、製造メーカーとしてお勧めする選択基準をお伝えしました。

今回は製品を販売する立場から、お客様が私たちを選んでくれる理由を私なりに考えてみた内容をお伝えしたいと思います。

ここを掘り下げて行くと、どうやら性能や価格の割安感やデザインと言った事はあまり関係が無いという結論に行き着きます。
関係無いといっても、性能が悪くて価格が高く、尚且つデザインが最悪だったら話しになりません。
これらが他のライバル会社の製品と同等か、多少劣っているぐらいのレベルであった場合です。

では一体何を基準に選んでいるのか？

わたしが考える理由を２つお伝えしたいと思います。

真剣に聴いて、お客様の感情を理解し、気持ちを汲み取る

１つ目は、お客様の感情をきちんと理解して、気持ちを汲み取ってくれる会社或いは担当者を選んでいる事。

これについて私たちのような営業活動を行う者は、余程注意する必要があるかもしれません。
お客様の気持ちや感情を理解するためには、その方を尊重して一人の人間として理解する必要が有ります。

その第一歩は、お客様の話を真剣に聴く。

「聴く」という文字をを使ったのは、「身を入れて真剣に」という意味を込めました。
私もつい自分や製品の事ばかり一方的に話してしまい、時々後から自己嫌悪に陥ります。

お客様の話をよく聴いていると、お客様は言葉の端々にどんな気持ちでいるのか？　何を欲しているのかのヒントを与えてくれています。

型や方法に嵌らず、お金では買えないサービスを提供する

２つ目は、お金で買う事が出来ないモノに価値を見出している事。

モノはお金で買う事が出来ますが、人としての気持ちや思い、その気持ちや思いがこもったサービスはお金をいくら積まれても買う事が出来ない場合が有ります。
お客様が「この会社のサービスは、単にお金で買う事が出来るようなものではない」と判断してくれたなら、他の会社から買う事は、不可能になるのだと思います。

このサービスには決まりきった形や方法は無いのです。
という事は逆に言えば、どんな会社でもこのような価値のあるサービスを提供出来る可能性が在ると言う事だと思います。

私たちのサービスの原点

この２つ以外にも沢山の基準はあるとは思いますが、本当にお客様にとって良いモノやサービスを提供するための基本になる部分だと思うのです。

私たちの目標は「お客様に愛される製品とサービスを提供する」事で、全てはここから始まると考えています。