タスカルシリーズの歴史は古く、1996年6月に階段昇降機の製造をスタートさせてから現在まで累計で約2万5000台を日本全国に出荷しております。
今回のコラムでは、タスカルシリーズの特徴を5つお伝えしたいと思います。
日本の住宅事情に体格に合わせた設計
タスカルシリーズの大きな特徴として、小柄な日本人の体形や狭い日本の住環境に合わせて開発をしています。座面の高さも約49㎝と、通常ダイニングテーブルなどで使用している椅子の高さとほとんど変わりません。
また、椅子を支えるレールの出幅も最小10cm~と、日本の法律で定められた階段幅75㎝でも、問題なく設置ができるような設計となっています。
屋外の曲り階段にも対応
屋外用の曲り階段にも設置ができるメーカーが限られている中、タスカルシリーズは日本で初めての屋外用の曲り階段式階段昇降機を開発しました。
また、直線階段用の階段昇降機は、今までの直線型では設置できなかった屋外の緩いスロープのような階段形状にも設置が可能な低角度仕様があり、より幅広い階段形状に対応ができるようになりました。
安心の国内製造
タスカルシリーズのラインナップはすべて栃木県さくら市の国内工場で生産されています。国内で生産しているので世界情勢などの影響を受けにくく、ご利用者様の生の声を開発に生かしています。
そして、タスカルシリーズを製造しているシンテックスはもともと精密板金・機械板金加工の会社として1971年にスタートいたしました。現在でも大型の加工部品や、医療機器などの精密板金部品を製造・供給しているものづくりを得意とする会社です。
関東に2拠点のショールーム
2024年4月に関東に2拠点目となるタスカルショールーム宇都宮をオープンいたしました。二荒山神社の参道にあります表参道スクエア1階に、タスカルシリーズの階段昇降機、段差解消機を実際に試乗できるスペースとなります。
もう一つの拠点は、JR新横浜駅徒歩5分のクレシェンドビル1階のタスカルショールーム横浜です。
どちらのショールームも駅からのアクセスも良く、タスカルシリーズをお気軽にお試しいただけるスペースとなっております。
家の中の階段や段差の困りごとやご相談は、関東に2つのタスカルショールームにご相談ください。
また、介護や福祉関係者様の勉強会のスペースとしてもご活用いただけます。
公共施設や商業施設、マンション等への実績多数
タスカルシリーズの階段昇降機は、国土交通大臣の指定を受けた指定認定機関が設けた厳しい基準をクリアした型式適合認定を取得しています。
一般の方には馴染みがあまりないかも知れませんが、階段昇降機や段差解消機を設置する際に必要な建築確認申請や検査を簡素化することができるため、公共施設のような大きな施設に導入する際にもタスカルシリーズが選ばれる理由のひとつとなっています。